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DXは、地域に根づく“人財”から動き出す。名古屋オフィス開設から考える、これからのDX伴走支援

公開日:2026.06.17

更新日:2026.06.17

DXは、地域に根づく“人財”から動き出す。名古屋オフィス開設から考える、これからのDX伴走支援
11:09
DXは、地域に根づく“人財”から動き出す。名古屋オフィス開設から考える、これからのDX伴走支援

目次

2026年5月25日、コクー株式会社は中部エリア3拠点目となる「名古屋オフィス」を開設しました。

愛知県は、自動車産業を中心に多様なものづくりが発展してきた地域であり、企業・自治体・スタートアップが共創するDX需要の高いエリアでもあります。

今回の名古屋オフィス開設は、そうした地域の課題に向き合い、デジタル人財の“地産地活”モデルを推進していくための新たな一歩です。

DXというと、システム導入やツール活用をイメージする方も多いかもしれません。
しかし、本当に現場を変えていくために必要なのは、ツールを入れることだけではありません。

現場の業務を理解し、課題を整理し、デジタルの力を使って改善を続けていくこと。
そして、その取り組みを支える“人財”がいること。

本コラムでは、名古屋オフィス開設のニュースをきっかけに、コクーがDXコンサルティング事業を通じて目指す、地域に根づいたDX支援のあり方について考えていきます。

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執筆:檜田詩菜(ひわだしいな)

BtoB領域を中心に、SEO記事・ホワイトペーパー・メールマーケティングなどのコンテンツ企画制作に従事。見込み顧客との接点づくりからナーチャリング設計まで、コンテンツを軸としたマーケ支援を行っている。

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 DXは、ツールを入れただけでは進まない

近年、多くの企業でDXへの関心が高まっています。

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✓ 業務効率化のためにクラウドツールを導入する。
✓ Excel管理を見直し、データを一元化する。
✓ AIやRPAを活用して、手作業を減らす。

こうした取り組みは、確かにDXの入口です。
しかし、現場ではツールを導入したあとに、次のような課題が起こることも少なくありません。

導入後に起こりやすい現場の課題

ツールを入れたにもかかわらず、実際の現場ではうまく活用しきれないケースがあります。

一部の人しか使えていない

新しいツールを導入しても、使いこなせる人が限られてしまうと、業務全体の改善にはつながりにくくなります。
結果として、詳しい人に作業が集中し、かえって属人化が進んでしまうこともあります。

現場の業務フローに合っていない

ツール自体は便利でも、現場の業務フローに合っていなければ定着しません。
「入力項目が多すぎる」
「今までのやり方と大きく違う」
「使うメリットが伝わっていない」
といった理由で、いつの間にか使われなくなってしまうこともあります。

データはあるのに活用できていない

✓ 営業データ
✓ 顧客データ
✓ 売上データ
✓ 問い合わせデータ
など、企業にはさまざまなデータがあります。
データが部署ごとに分散していたり、整理されていなかったりすると、意思決定に活かすことが難しくなります。

DXに必要なのは“使い続けられる仕組み”

DXで大切なのは、ツールを導入することそのものではありません。
導入したツールを現場で活用し、業務改善につなげ、さらに改善を続けられる状態をつくることです。

そのためには、現場の業務を理解しながら、課題を整理し、必要なデジタル活用を見極める人財が欠かせません。

地域DXに求められる“人財”の視点

地方企業や自治体では、デジタル化の必要性を感じていても、
DXを推進できる人財の確保が大きな課題になっています。

□ 都市部と比べてデジタル人財の採用が難しい。
□ 社内に詳しい人がいない。
□ 既存業務が忙しく、改善に取り組む時間がない。

こうした状況では、外部の専門家が一時的に支援するだけでは、継続的なDXにつながりにくい場合があります。

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地域企業が抱えやすいDX推進の壁

地域企業のDXには、業種や規模にかかわらず、いくつか共通した課題があります。

何から始めるべきかわからない

DXに取り組みたいと思っていても、最初の一歩が見えにくいことがあります。

✓ ツール選定から始めるべきなのか
✓ 業務整理から始めるべきなのか
✓ 社内のどの業務を優先すべきなのか

判断に迷い、結果として後回しになってしまうケースもあります。

社内に推進役がいない

DXは、経営層だけでも、情報システム部門だけでも進めにくい取り組みです。
現場の業務を理解しながら、関係者を巻き込み、改善を進める推進役が必要になります。

導入後の運用が続かない

ツールやシステムを導入しても、運用ルールが定まっていなかったり、担当者が不在だったりすると、継続的な活用が難しくなります。

DXは「導入して終わり」ではなく、「使いながら改善していく」ことが重要です。

“地産地活”という地域DXの考え方

コクーが大切にしているのが、地域の人財をデジタル人財として育成し、その地域の企業や自治体のDX推進で活躍してもらう“地産地活”という考え方です。

1.地域で働きたい人が、デジタルスキルを身につける。
2.その人財が、地域企業や自治体の課題解決を支える。
3.そして、地域の中にDXを進め続ける力が育っていく。

これは、単なる人材支援ではありません。
地域の中に、デジタル活用の循環をつくる取り組みです。

地域の人財をDX人財として育成し、その地域のDX推進で活躍してもらう。
これは、単なる人材派遣でも、単なる教育支援でもありません。
地域に、DXを進め続けるための“循環”をつくる取り組みです。

名古屋オフィス開設が持つ意味

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今回、コクーは愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設しました。
中部エリアでは、富山オフィス、浜松オフィスに続く3つめの拠点となります。

愛知県は、日本を代表するものづくりの地域であると同時に、自治体・企業・スタートアップが連携しながら新しい価値を生み出しているエリアでもあります。

ものづくりの地域だからこそ、DXの可能性がある

製造業をはじめとするものづくりの現場では、
□ 品質管理
□ 生産管理
□ 在庫管理
□ 受発注管理
□ 帳票作成
など、多くの業務が存在します。

こうした業務の中には、まだ紙やExcel、手作業で運用されているものも少なくありません。

だからこそ、業務を整理し、データを活用し、現場に合った形で改善していく余地があります。

現場業務の改善がDXの入口になる

大きなシステム刷新だけがDXではありません。

✓ 日々の集計を効率化する。
✓ 手作業の転記を減らす。
✓ データを見える化する。
✓ 問い合わせ対応の流れを整理する。

こうした身近な改善から、DXは動き出します。

地域の実情に合わせた支援が必要

同じDX支援でも、企業規模や業種、社内体制によって必要な取り組みは異なります。
だからこそ、地域の特性や現場の状況を理解したうえで、無理なく進められる支援が求められます。

自治体・企業との連携で広がるDX支援

名古屋オフィスを起点に、コクーは愛知県内の自治体や企業との連携を進めていきます。

□ デジタル人財の育成
□ 生成AI活用支援
□ 地域産業とのエコシステム構築
□ 企業や自治体の業務改善支援

こうした取り組みを通じて、地域の中でDXを推進できる人財と仕組みを増やしていくことを目指しています。

DXコンサルティング事業が支援できること

コクーのDXコンサルティング事業が目指すのは、システムを導入することだけではありません。

現場の業務を理解し、課題を整理し、必要なデジタル活用を見極め、導入後の運用まで伴走すること。
そして、企業や自治体が自分たちで改善を続けられる状態をつくることです。

業務課題の整理から支援する

DXを進めるうえで、最初に必要なのは「何を改善すべきか」を明らかにすることです。

業務フローの見える化

A)どの業務に時間がかかっているのか。
B)どこで手作業が発生しているのか。
C)どの情報がどこに分散しているのか。

業務フローを見える化することで、改善すべきポイントが見えてきます。

優先順位の整理

すべての課題を一度に解決しようとすると、現場に負担がかかります。

まずは効果が出やすい業務、現場の負担が大きい業務、事業への影響が大きい業務から優先的に取り組むことが大切です。

デジタルツールの導入・活用を支援する

課題が整理できたら、必要に応じてツールやシステムの活用を検討します。

Excel・スプレッドシート業務の改善

集計や管理が属人化している場合、ExcelやGoogleスプレッドシートの運用ルールを見直すだけでも、業務効率が大きく変わることがあります。

RPA・AIによる業務効率化

定型作業や繰り返し作業は、RPAやAIを活用することで効率化できる可能性があります。
ただし、いきなり自動化するのではなく、まずは業務手順を整理し、どこを自動化すべきかを見極めることが重要です。

BIツールによるデータ活用

売上や問い合わせ、顧客情報などのデータを見える化することで、現場の判断や経営判断に活かしやすくなります。データをただ集めるだけでなく、見て、使って、改善につなげる仕組みづくりが大切です。

導入後の運用定着まで伴走する

DXでつまずきやすいのは、導入後の運用です。

現場が使いやすい運用設計

現場で使い続けてもらうためには、操作のしやすさだけでなく、運用ルールや役割分担の設計も重要です。

誰が入力するのか、誰が確認するのか、どのタイミングで更新するのか。
こうした細かな設計が、定着のしやすさを左右します。

改善を続ける体制づくり

DXは一度整えたら終わりではありません。
業務内容や組織の状況が変われば、必要な仕組みも変わります。
だからこそ、導入後も改善を続けられる体制づくりが必要です。

DXの主役は、システムではなく人

DXという言葉は、どうしてもシステムやツールの話として語られがちです。

しかし、実際に業務を変えるのは人です。
課題に気づくのも人。
改善を考えるのも人。
新しい仕組みを使い、育てていくのも人です。

現場に近い人財がいることの価値

現場に近い人財がDXを支えることで、表面的な効率化ではなく、実際の業務に合った改善が進みやすくなります。

小さな違和感に気づける

「この作業、毎回手間がかかっている」
「このデータ、もっと見やすくできそう」
「この確認作業、別の方法にできるかもしれない」

こうした小さな違和感は、現場に近いからこそ気づけるものです。

現場とデジタルの橋渡しができる

DXには、専門的な知識だけでなく、現場の言葉を理解し、デジタル活用に翻訳する力が必要です。
現場とデジタルの間に立つ人財がいることで、改善のスピードも定着度も変わっていきます。

コクーが考える“人から始まるDX”

コクーには、未経験からデジタルスキルを身につけ、現場で活躍している社員が多くいます。
だからこそ、DXを一部の専門家だけのものにせず、もっと現場に近いところから支えていくことができると考えています。

✓ 地域に根づいた人財が、地域の企業や自治体の課題に寄り添う
✓ その人財が、デジタルの力を使って改善を重ねていく
✓ そして、地域の中にDXを進め続ける力が育っていく

それが、コクーが目指す“人から始まるDX”です。

まとめ:地域に根づく人財とともに、持続的に進むDXを

名古屋オフィスの開設は、コクーにとって単なる拠点拡大ではありません。

愛知県をはじめとする中部エリアで、地域に根づくデジタル人財を育成し、企業や自治体のDX推進に伴走していくための新たな一歩です。

DXは、ツールを導入するだけでは進みません。
現場の課題を見つけ、業務を整理し、デジタルの力で改善し続ける人財がいてこそ、前に進んでいきます。

コクーはこれからも、DXコンサルティング事業を通じて、企業・自治体の課題解決に寄り添いながら、地域に根づくDX支援を広げていきます。

DXを進めたいけれど、何から始めればよいかわからない。
ツールは導入したものの、現場で活用しきれていない。
社内にDXを推進できる人財が不足している。

そんな課題をお持ちの企業・自治体の皆さまへ。

コクーのDXコンサルティング事業では、業務課題の整理からデジタル活用、導入後の運用定着まで、現場に寄り添いながら伴走します。

地域に根づく人財とともに、持続的に進むDXを。
まずはお気軽にご相談ください。

 

無理なく続けられる仕組みづくりを軸にしたボトムアップDXを支援しています。
まずはお気軽にご相談ください。 

 

檜田詩菜より一言

DXという言葉を聞くと、少し大きくて、難しいものに感じる方も多いかもしれません。
でも、私が日々マーケティングの仕事をする中で感じるのは、DXの入口はもっと身近なところにあるということです。

たとえば、Excelでの集計に時間がかかっている。
データはあるのに、うまく活用できていない。
ツールを導入したけれど、現場に定着していない。

こうした小さな“困った”を見つけて、どうすればもっと働きやすくなるか、どうすれば事業の成長につながるかを考えること。
その積み重ねこそが、DXの第一歩だと思っています。

コクーには、未経験からデジタルスキルを身につけ、現場で活躍している社員がたくさんいます。
だからこそ、DXを「一部の専門家だけのもの」にせず、もっと現場に近いところから支えていける会社でありたいと感じています。

今回の名古屋オフィス開設をきっかけに、地域に根づいた人財が、その地域の企業や自治体の課題解決に伴走していく。


そんな“人から始まるDX”の輪が、愛知県、そして中部エリアにも広がっていくことを楽しみにしています。

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