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AIを使いたいのに進まない理由は「古いシステム」かも?データ活用の第一歩を解説

公開日:2026.06.03

更新日:2026.06.03

AIを使いたいのに進まない理由は「古いシステム」かも?データ活用の第一歩を解説
15:31
AIを使いたいのに進まない理由は「古いシステム」かも?データ活用の第一歩を解説

目次

「AIを業務に活用したい」「生成AIを導入して業務効率化を進めたい」と考える企業は増えています。
しかし、実際に取り組もうとすると、必要なデータが取り出せない、部署ごとに情報がバラバラに管理されている、古い社内システムが他のツールと連携できないといった課題にぶつかることがあります。

AIは、ただ導入すれば成果が出るものではありません。

AIが正しく動くためには、
もとになるデータが整理されていること
必要な情報にアクセスできること
現場で使える形に整っていることが重要です。

本記事では、AI活用が進まない原因として見落とされがちな「古いシステム」と「データ活用」の関係について、DXに詳しくない方にもわかりやすく解説します。

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執筆:檜田詩菜(ひわだしいな)

BtoB領域を中心に、SEO記事・ホワイトペーパー・メールマーケティングなどのコンテンツ企画制作に従事。見込み顧客との接点づくりからナーチャリング設計まで、コンテンツを軸としたマーケ支援を行っている。

 

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 AIを導入しても、すぐに成果が出るとは限らない

近年、生成AIやAIツールを業務に取り入れる企業が増えています。
議事録作成、メール文面の作成、問い合わせ対応、資料作成、データ分析など、AIを活用できる場面は広がっています。

一方で、次のような悩みを抱える企業も少なくありません。

  • AIを導入したが、思ったほど業務改善につながっていない
  • 社内データをAIに活用したいが、どこに何のデータがあるかわからない
  • 部署ごとにExcelやシステムが分かれていて、情報をまとめられない
  • 古い社内システムからデータを取り出すだけで時間がかかる
  • AI以前に、データ整理や業務フローの見直しが必要だと感じている

AIは便利なツールですが企業の中にある情報や業務データが整理されていなければ、十分に力を発揮できません。

たとえば、売上データ、顧客データ、在庫データ、問い合わせ履歴、営業活動履歴などがバラバラに管理されている場合、AIに読み込ませる前の準備だけで大きな手間がかかります。つまり、AI活用を進めるには、AIそのものだけでなく、AIが使えるデータ環境を整えること が重要なのです。

AI活用が進まない理由は「古いシステム」にあるかもしれない

AI活用がうまく進まないとき、原因はAIツールの選び方や社員のスキルだけではないことがあります。
見落とされやすいのが、社内で長年使われている古いシステムです。

経済産業省は、老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムがDX推進の障害になっていることを課題として整理しており、2025年には「レガシーシステムモダン化委員会総括レポート」も公表しています。ここでいうレガシーシステムとは、古くなっただけでなく、仕組みが複雑化し、改修や連携が難しくなっているシステムを指します。

難しく聞こえるかもしれませんが、要するに長年使い続けてきた社内システムが、今の業務や新しいツールに合わなくなっている状態です。

この状態のままAIを導入しても、必要なデータをうまく取り出せなかったり、最新のツールと連携できなかったりして、活用が進みにくくなります。

そもそも古いシステムとは?

ここでいう「古いシステム」とは、単に導入から年数が経っているシステムだけを指すわけではありません。
たとえば、次のような状態のシステムです。

  • 特定の担当者しか使い方や仕組みを理解していない
  • データを出力するのに手作業が多い
  • 他のツールやクラウドサービスと連携しづらい
  • 画面や操作方法が古く、現場で使いにくい
  • 改修したくても、どこを直せばよいかわかりにくい
  • ベンダーや担当者に依存していて、社内で管理しづらい
  • データがシステム内に閉じ込められていて活用しにくい

このようなシステムは、日々の業務を支える大切な存在である一方で、新しい取り組みを進めるときの壁になることがあります。

特にAIやBIツール、業務自動化ツールを活用する場合、データの取り出しや連携が必要になります。
そのとき、古いシステムがデータ活用の足かせになってしまうのです。

 

古いシステムがAI活用を妨げる5つの理由

1. 必要なデータをすぐに取り出せない

AIを活用するには、もとになるデータが必要です。
しかし、古いシステムでは、データを簡単に取り出せないことがあります。

たとえば、

  • CSVで出力するのに時間がかかる
  • 必要な項目だけを抽出できない
  • データを出すたびに担当者の手作業が必要
  • そもそもどこにデータが入っているかわからない
  • 出力したデータをExcelで何度も加工しなければならない

といった状態です。この状態では、AIに使わせる前の準備に時間がかかりすぎてしまいます。AI活用の第一歩は、最新ツールを入れることではなく、必要なデータを必要なときに取り出せる状態にすること です。

たとえば、売上予測をしたい場合は、過去の売上データや顧客情報、商品情報、営業活動の履歴などが必要になります。問い合わせ対応を効率化したい場合は、過去の問い合わせ内容や回答履歴、FAQ、顧客情報などが必要になります。

2. 部署ごとにデータがバラバラになっている

企業では、部署ごとに異なるシステムやExcelファイルを使っていることがあります。

■ 営業部はSFA
■ 経理部は会計システム
■ カスタマーサポートは問い合わせ管理ツール
■ 現場部門はExcel
■ 管理部門は独自の台帳
というように、情報が分散しているケースです。

この状態では、AIを使って全社的な分析や業務改善を行おうとしても、データを集めるだけで大きな負担が発生します。たとえば、顧客ごとの売上・問い合わせ・契約状況をまとめたい場合、それぞれの部署からデータを集め、形式をそろえ、重複や入力ミスを確認しなければなりません。

データがバラバラな状態では、AIは正確な判断がしにくくなります。
AIにとっては、情報が散らかった机の上から必要な書類を探すような状態です。

3. データの形式や入力ルールが統一されていない

AI活用では、データの量だけでなく、データの質も重要です。
たとえば、同じ会社名でも、次のように表記がバラバラになっていることがあります。

  • 株式会社サンプル
  • (株)サンプル
  • サンプル株式会社
  • sample
  • Sample Co., Ltd.

人間であれば「同じ会社かな」と判断できますが、システムやAIにとっては別のデータとして扱われることがあります。また、日付の形式が統一されていない、商品名の表記が部署ごとに違う、顧客情報に抜け漏れがある、といった状態もよくあります。

このようなデータの乱れがあると、AIによる分析結果の精度が下がります。入力されるデータが乱れていれば、出てくる結果も不安定になります。

4. 新しいツールと連携しにくい

AIツールやBIツール、クラウドサービスを活用するには、社内システムとの連携が必要になることがあります。
しかし、古いシステムでは、外部ツールとの連携を想定していない場合があります。

たとえば、

  • API連携に対応していない
  • データ出力の形式が限られている
  • クラウドサービスと接続しづらい
  • 連携するには大規模な改修が必要
  • セキュリティや権限管理の整理が難しい

といった課題です。

せっかく便利なAIツールを導入しても、既存システムとつながらなければ、現場で使える範囲は限られてしまいます。AI活用を本格的に進めるには、ツール単体ではなく、既存システムやデータとのつながりを考える必要があります。

5. システムの中身がブラックボックス化している

長年使われているシステムでは、導入当時の担当者が退職していたり、改修を重ねすぎて仕組みが複雑になっていたりすることがあります。このような状態を「ブラックボックス化」と呼びます。

ブラックボックス化したシステムでは、次のような問題が起きやすくなります。

  • どのデータがどこで使われているかわからない
  • 変更するとどこに影響が出るかわからない
  • 改修に時間と費用がかかる
  • 特定の担当者やベンダーに依存してしまう
  • 新しい施策を始めるたびに確認作業が増える

AI活用を進めようとしても、システムの中身がわからなければ、必要なデータの取得や連携が難しくなります。

結果として、「AIを使いたいけれど、まず既存システムの確認から始めなければならない」という状態になってしまいます。

 

AI活用の前に必要なのは「データを使える状態」にすること

AI活用というと、どうしてもAIツールの選定や導入に目が向きがちです。
しかし実際には、AIの前に整えるべきものがあります。
それが、データです。

企業がAIを活用するには、次のような状態を目指す必要があります。

  • 必要なデータがどこにあるかわかる
  • データを簡単に取り出せる
  • 部署ごとのデータをつなげられる
  • 表記ゆれや重複が整理されている
  • データの更新ルールが決まっている
  • 誰がどのデータを管理するか明確になっている
  • 現場が継続して使える運用になっている

AIプロジェクトの失敗要因として、古いシステムや分断されたデータ環境、データ品質の問題が指摘されることもあります。AIは不十分なデータを自動で都合よく整えてくれるものではなく、むしろデータの不備を大きく表面化させることがあります。

つまり、AI活用を成功させるためには、AIに渡す前のデータ整備 が欠かせません。

これは少し地味に見えるかもしれません。しかし、ここを飛ばしてしまうと、AI活用は「一部の人だけが試して終わる」「PoCで止まる」「現場に定着しない」といった結果になりやすくなります。

 

いきなり大規模刷新しなくてもよい理由

古いシステムが課題だと聞くと、「すぐに基幹システムを入れ替えなければならないのでは」と感じる方もいるかもしれません。しかし、必ずしも最初から大規模なシステム刷新が必要とは限りません。

もちろん、老朽化が深刻で保守が難しい場合や、セキュリティリスクが高い場合は、抜本的な見直しが必要です。
一方で、現実的には予算・人員・業務影響の問題から、すぐに全社システムを刷新できない企業も多いでしょう。

そのため、まずは次のような小さな改善から始める方法があります。

  • ExcelやCSVで出力しているデータを整理する
  • 部署ごとの管理表を統一する
  • 手作業の集計業務を見直す
  • よく使うデータをダッシュボード化する
  • 入力ルールを決める
  • 重複データや表記ゆれを整理する
  • 古いシステムから取り出したデータを活用しやすい形に整える

大切なのは、いきなり大きな刷新を目指すことではなく、今あるデータを使える状態に近づけること です。
AI活用のための土台づくりは、小さなデータ整理からでも始められます。

まず取り組みたいデータ活用の第一歩

では、AI活用に向けて、まず何から始めればよいのでしょうか。
ここでは、DXに詳しくない方でも取り組みやすいステップを紹介します。

1. どの業務でAIを使いたいのかを決める

最初から全社的にAI活用を進めようとすると、目的が広がりすぎてしまいます。
まずは、AIを使いたい業務を具体的に決めましょう。

たとえば、

  • 問い合わせ対応を効率化したい
  • 営業資料作成を早くしたい
  • 売上データを分析したい
  • 日報や報告書の作成を自動化したい
  • 社内FAQを整備したい
  • 議事録作成を効率化したい
  • 顧客データを活用してメール配信を改善したい

といった形です。

「何となくAIを使いたい」ではなく、「どの業務をどう改善したいのか」を決めることで、必要なデータも見えやすくなります。

2. 必要なデータがどこにあるかを確認する

次に、その業務に必要なデータがどこにあるかを確認します。

問い合わせ対応を効率化

  • 過去の問い合わせ履歴
  • 回答内容
  • FAQ
  • 顧客情報
  • 商品・サービス情報
  • 対応マニュアル

売上分析

  • 売上データ
  • 顧客データ
  • 商品データ
  • 営業担当者別の活動データ
  • 受注・失注データ
まずは、これらのデータがどのシステム、どのExcel、どの部署にあるのかを棚卸しします。
この作業だけでも、社内のデータ管理の課題が見えてきます。

3. データの状態を確認する

データの場所がわかったら、次は状態を確認します。
確認したいポイントは次の通りです。

  • データに抜け漏れはないか
  • 表記ゆれはないか
  • 重複データはないか
  • 更新日が古すぎないか
  • 誰が更新しているか明確か
  • ExcelやCSVに出力できるか
  • 他のデータとつなげられる項目があるか
  • 個人情報や機密情報の取り扱いルールがあるか

この時点で、すぐにAIへ活用できるデータもあれば、整理が必要なデータもあるはずです。

AI活用の準備では、データを「持っているか」だけでなく、使える状態になっているか を確認することが重要です。

4. 手作業で行っている集計・転記を見直す

古いシステムを使っている企業では、システムから出力したデータをExcelで加工し、別のシステムや資料に転記しているケースがよくあります。

たとえば、

  • 毎月の売上データをExcelに貼り付けて集計している
  • 部署ごとの報告書を手作業でまとめている
  • CSVをダウンロードして、不要な列を削除している
  • 複数のExcelファイルをコピー&ペーストで統合している
  • 同じ内容を複数のシステムに入力している

このような作業は、AI活用以前に効率化できる可能性があります。

手作業の集計や転記を見直すことで、データが整いやすくなり、AIやBIツールにもつなげやすくなります。

5. 小さく見える化する

データ活用の第一歩としておすすめなのが、ダッシュボードやレポートによる「見える化」です。

たとえば、

  • 売上の推移
  • 問い合わせ件数
  • 資料ダウンロード数
  • 商談数
  • 部署別の業務量
  • 顧客別の対応状況
  • 月次のレポート作成状況

などを、ExcelやBIツールで見える化します。見える化によって、どのデータが使えるか、どこに不足があるか、どの業務に改善余地があるかがわかりやすくなります。

AI活用に進む前に、まずは人が見てもわかりやすい形に整える。
これが、データ活用の現実的な第一歩です。

 

古いシステムを見直すと、どんな効果がある?

古いシステムやデータ環境を見直すことで、AI活用だけでなく、日々の業務にもさまざまな効果が期待できます。

業務のムダが見えやすくなる

データの流れを整理すると、どこで手作業が発生しているか、どこで二重入力が起きているかが見えてきます。
これにより、業務改善の優先順位を決めやすくなります。

データ分析にかかる時間を短縮できる

必要なデータをすぐに取り出せるようになれば、集計やレポート作成にかかる時間を減らせます。
これまで数時間かかっていた月次集計や会議資料作成を、より短時間で行えるようになる可能性があります。

部署間の連携がしやすくなる

部署ごとに分かれていたデータを整理すると、営業・マーケティング・管理部門・経営層が同じ情報を見ながら判断しやすくなります。

「部署によって数字が違う」
「どのデータが正しいかわからない」
といった状態を減らすことにもつながります。

AIやBIツールを活用しやすくなる

データが整っていれば、AIやBIツールを導入したときに活用しやすくなります。
反対に、データがバラバラなままでは、ツールを導入しても現場で使いこなせない可能性があります。
AI活用を成功させるには、ツール選びと同じくらい、データの準備が大切です。

属人化を防ぎやすくなる

古いシステムやExcel運用では、「この人しかわからない」という状態が起きやすくなります。
データの管理方法や更新ルールを整理することで、担当者が変わっても業務を継続しやすくなります。
これは、将来的なAI活用だけでなく、通常業務の安定化にもつながります。

AI活用を進めるために、企業が意識したいこと

AI活用を進めるうえで大切なのは、「AIを入れること」を目的にしないことです。
目的は、業務を効率化すること、判断を早くすること、顧客対応を改善すること、現場の負担を減らすことです。

そのためには、次のような順番で考えると進めやすくなります。

  1. どの業務を改善したいのか決める
  2. その業務に必要なデータを確認する
  3. データの状態を整理する
  4. 手作業や重複作業を見直す
  5. 必要に応じてBI・自動化・AIツールを活用する
  6. 現場で使い続けられる運用ルールをつくる

AIは、整った業務やデータの上に乗せることで効果を発揮しやすくなります。反対に、業務フローが複雑で、データも散らばっている状態では、AIを入れても十分な成果につながりにくくなります。

AI活用を考えるなら、まずは社内のデータとシステムの状態を確認することから始めましょう。

まとめ|AI活用は、古いシステムとデータの見直しから始まる

AIを業務に活用したいと考える企業は増えています。
しかし、AIを導入するだけで、すぐに業務改善が進むわけではありません。

AIが力を発揮するためには、必要なデータが整理され、取り出しやすく、現場で使える状態になっていることが重要です。古いシステムが残っている場合、データを取り出せない、部署ごとに情報が分断されている、外部ツールと連携できない、システムの中身がわからないといった課題が発生しやすくなります。

その状態のままAIを導入しても、活用範囲が限られたり、PoCで止まったり、現場に定着しなかったりする可能性があります。

まずは、次のような小さな一歩から始めることが大切です。

  • どの業務でAIを使いたいのか決める
  • 必要なデータがどこにあるか確認する
  • データの抜け漏れや表記ゆれを整理する
  • 手作業の集計・転記を見直す
  • ExcelやBIツールでデータを見える化する
  • 現場で続けられる運用ルールをつくる

AI活用の第一歩は、最新ツールの導入ではなく、データを使える状態に整えること です。

古いシステムやバラバラなデータを少しずつ見直すことで、AI・BI・業務自動化を活用しやすい環境に近づけることができます。AI活用やDX推進を進めたいと思っても、最初から大規模なシステム刷新に取り組むのは簡単ではありません。

まずは、日々の業務で使っているExcelやCSV、社内システムのデータを整理し、見える化することから始めるのがおすすめです。

コクーでは、Excel業務の効率化、データ整備、BIツールを活用したダッシュボード作成、現場に定着する運用支援まで、企業のデータ活用を段階的にサポートしています。

「AIを使いたいけれど、何から整えればよいかわからない」
「古いシステムのデータをもっと活用したい」
「Excel集計や手作業のレポート作成を減らしたい」
「BIツールやデータ活用を現場に定着させたい」

このようなお悩みがあれば、現在の業務やデータの状態を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q. AI活用には、必ず基幹システムの刷新が必要ですか?

必ずしも最初から大規模な刷新が必要とは限りません。
まずは、既存システムから出力しているデータやExcel管理している情報を整理し、使いやすい状態にすることから始められます。

ただし、システムの老朽化が進み、保守やセキュリティ面に大きなリスクがある場合は、段階的な刷新やモダン化を検討する必要があります。

Q. AI活用の前に、なぜデータ整理が必要なのですか?

AIは、入力されたデータをもとに回答や分析を行います。
そのため、データに抜け漏れや重複、表記ゆれが多いと、AIの出力結果も不安定になります。

AIを効果的に活用するには、まずデータを正しく、使いやすい状態に整えることが重要です。

Q. 古いシステムを使っていてもAI活用はできますか?

一部の業務では可能です。
たとえば、社内文書の作成、議事録作成、メール文面の作成などは、古いシステムを直接連携しなくても始めやすい領域です。

一方で、売上分析や顧客分析、業務自動化など、社内データを使うAI活用では、古いシステムからデータを取り出せるか、データが整理されているかが重要になります。

Q. まず何から始めればよいですか?

まずは、AIを使いたい業務を1つ決めることがおすすめです。
そのうえで、その業務に必要なデータがどこにあるか、どのような状態かを確認します。

いきなり全社的なDXを進めるのではなく、問い合わせ対応、売上集計、レポート作成など、身近な業務から始めると進めやすくなります。

Q. Excel管理が多い会社でもデータ活用はできますか?

できます。
むしろ、多くの企業ではExcelやCSVがデータ活用の入口になります。

ただし、ファイルが部署ごとに分かれていたり、入力ルールが統一されていなかったりすると、集計や分析に時間がかかります。まずはExcelデータの整理、入力ルールの統一、集計方法の見直しから始めるとよいでしょう。

 

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