デジタルマーケティング環境の変化を受けて、コクーでは地方企業のSNS運用や内製化支援を強化しています。
その取り組みの一環として、福岡県内を中心とした中小企業の皆さまと一緒に、SNS運用の整理・見直しを行う支援プロジェクトを進めてきました。
実際に現場で多く聞いたのが、
「SNSをやってみたものの、なかなか反応につながらない」
「投稿が続かず、気づくと止まってしまう」といったお悩みです。
本記事では、そうした声を受けて私たちが実際に伴走しながら支援した企業の事例をもとに、
SNS運用が『回り始めた』ポイントを具体的にご紹介します。
執筆:檜田詩菜(ひわだしいな)
コクーのマーケティング担当。鹿児島県出身。数年前まで美容コスメ・雑誌・不動産・IT業界の顧客マーケティングを担当。好きな豆腐は木綿。
今回ご紹介するSNS運用支援の背景には、コクーが福岡県 大川市、大川商工会議所、そして合同会社 DMM.com と協働で進める、「デジタル伴走支援プログラム」という取り組みがあります。
このプログラムは、地域企業のデジタル活用を推進する支援として
■ SNS運用支援
■ RPAのスキル定着支援
■ 女性が働きやすい職場環境づくり支援
などを包括的に提供するものです。
なかでもSNS運用では、
「デジタル活用の基礎がわからない」
「運用が思うように回らない」
といった中小企業の声を受け、伴走型で支援を行っています。
老舗の食品メーカーである大川醤油協業組合では、SNS投稿がどうしても「商品紹介」中心になってしまい、発信内容が単調になっていることが課題でした。
そこで行ったのが、投稿テーマの再設計です。
野田工業では、SNS運用を担当する人が限られており、
という状況が続いていました。
そこで実施したのが、投稿テンプレートの整備とAI活用です。
「毎回考える」運用から「当てはめて作る」運用へ切り替えました。
境木工では、SNSは更新しているものの、
という“なんとなく運用”の状態でした。
まず行ったのは、運用の前提整理です。
この設計を行ったうえで、投稿企画を組み立てました。
アルファタカバでは、SNSは運用していたものの、
という状態でした。
投稿内容を分析し、
「出して終わり」ではなく、振り返る運用へシフトしました。
4社の事例に共通していたのは、SNSを「頑張るもの」ではなく「設計するもの」と捉え直したことです。
多くの企業が最初に陥るのは、
「もっと投稿を増やさなきゃ」
「もっと面白くしなきゃ」という『努力型』の発想です。
「何を投稿するか」を感覚で決めるのではなく、テーマを分類します。
こうした軸を持つことで、投稿は『思いつき』から『計画』へと変わります。
地方企業では、専任でSNS担当がいるというケースは多くありません。
そのため、担当者のスキルやコンディションに左右されない設計が重要になります。
今回のご支援でも上記のような仕組みを整えました。
そしてもう一つ重要なことは、投稿して終わりにしないということです。
数字を見て小さく改善を重ねることで、SNSは徐々に精度を増していきます。
4社に共通していたのは、SNSを“やる気”に依存させなかったことでした。
■ 投稿テーマを整理するこの3つを仕組み化することで、SNSは特別な取り組みではなく、日常業務の一部になります。
SNS運用のご相談で多いのは「成果を出したい」というよりも今のやり方が正しいのかわからないという声です。
こうした悩みは、決して珍しいものではありません。
むしろ、SNSに真剣に向き合っている企業ほど感じやすいものです。
SNSというと、「センスが必要」「若い人じゃないと難しい」と思われがちですが、
事例を見ても分かる通り、成果を分けていたのは特別なスキルではありません。
こうした前提を整理し、仕組みに落とし込むことで、SNSは無理なく、継続できるものに変わります。
相談というと、
「今の運用を否定されるのでは」
「大がかりな変更が必要なのでは」と不安に思われる方もいらっしゃいます。
ですが、私たちが行っているのは、今あるSNSを活かしながら、整理して整えることです。
SNS運用は、頑張り続けるものではなく、続けられる形に整えるもの。
もし今、少しでも立ち止まっている感覚があるなら、それは「見直しのタイミング」かもしれません。
コクーでは、福岡市/北九州市/熊本市にも拠点を構えています。
地方企業のSNS運用・デジタル活用を伴走型でご支援可能です。
「SNSをやったほうがいいのは分かっているけど、正直どこから手をつければいいかわからない」
「今の運用を、一度プロの視点で整理してほしい」
そんな段階でのご相談も、もちろん大丈夫です。
こうした点を、事例をもとに具体的にお話ししています。