ニッセイアセットマネジメント株式会社では、年金・機関投資家向け情報提供サービス「NAVIS」を運営されています。
「NAVIS」では、投資情報やレポートをタイムリーに届けるため、記事の掲載、メール配信、サイト改修など、日々多くの運営業務が発生していました。一方で、記事を作成する社内メンバーが、WordPressへの掲載作業やMarketoを活用したメール配信まで担っており、専門性の高い調査・企画に集中しづらい状況がありました。
そこで同社がパートナーとして選んだのが、デジタルマーケティング領域に特化した業務支援サービス「デジマ女子」です。
現在では、「NAVIS」の運営支援に加え、業務効率化に向けたアプリケーション開発、ダッシュボード作成、ETFプロモーション支援など、支援領域が拡大。単なる作業代行ではなく、社内メンバーの一員のように業務へ入り込み、“もやっとした依頼”を具体的な改善施策へ落とし込む伴走支援について伺いました。
山田さん
弊社は、お客様からお預かりした資産を運用する資産運用会社です。
私たちの部門では、年金や機関投資家向けのコンサルティング、情報提供のほか、ETFの上場・プロモーションにも取り組んでいます。
2025年には当社初のETFを含む2本のETFを新規上場し、現在もETF関連の取り組みに注力しています。
貞包さん
「NAVIS」という会員登録制の情報提供サービスを運営しており、Adobe Marketoを使ってお客様へ情報提供メールを配信していました。しかしメール配信作業にはどうしても工数がかかります。
良い記事やレポートはあるものの、お客様に十分届けきれていないという課題がありました。
また、記事を書いた社内メンバーが、WordPressへの掲載作業まで行っていました。
本来であれば、記事を書くメンバーには、お客様の声を聞いたり、市場を見たり、投資アイデアや情報をまとめたりすることにもっと集中してほしい。そこで、掲載や配信などの周辺業務を外部にお願いしたいと考えました。
山田さん
最初は、Marketoを扱える人材を探していました。
「NAVIS」の運営においてメール配信は重要な業務だったため、Marketo運用に対応できることは大きなポイントでした。
あわせて、柔軟性も大きかったです。派遣契約では難しい部分があり、業務委託でお願いできないか相談したところ、契約形態や業務範囲について柔軟に見直していただけました。
「これしかできません」ではなく、こちらが相談した内容に対して、どうすれば対応できるかを一緒に考えてくれる点がよかったです。
山田さん
主には「NAVIS」の運営と開発です。
運営については先ほどお話したMarketo運用などになりますが、開発には大きく2つあります。
ひとつは、日々の作業を効率化するためのアプリケーション開発です。
単に作業をお願いするだけではなく、その作業自体を効率化できるような仕組みづくりにも関わってもらっています。
もうひとつは、NAVIS自体のページ改修です。
新しい要素を追加したり、ページを改善したりする際にも携わってもらっています。
白木澤さん
AIとGAS、Google APIを活用した会議室の自動予約ツールや、勤怠データの自動アラートツール、Salesforceのダッシュボード作成など、現場業務の効率化につながる開発も支援いただいています。「こういうことを実現したい」という段階から相談でき、現状の課題や目指す状態を整理しながら、実際に使いやすい形へ落とし込んでくれる点がありがたいです。
貞包さん
コクーさんの良いところは、担当者の後ろに、デジタルマーケティング業務に対応できる多様な専門人材がいることだと思います。
わからないことがあっても、社内に持ち帰って確認し、どうすれば実行できるかを調べてくれます。
AdobeやMarketoに限らず、広告や制作などの相談も、社内の知見を活用しながら対応していただける安心感があります。
たとえば、ETFのプロモーションでは、YouTube動画の撮影や広告運用についても支援いただきました。電車内広告やYouTube広告などにも展開し、同業他社や投資家の方から「見た」「インパクトがあった」と好評なコメントをもらうことができました。
貞包さん
まず、「NAVIS」のメール配信数が大きく増えました。
以前は月間10〜15本程度でしたが、現在は月間40〜50本程度まで増えています。
サイトに記事を掲載しているだけでは、忙しいお客様に見ていただくのはなかなか難しいです。
レポートを公開したことをメールでお知らせできるようになったことで、アクティブユーザー数の増加にもつながっています。
アクティブユーザー数も年々増えており、年間でおおよそ2〜3割程度増加している感触があります。
また、無料の「NAVIS」から有料の「AOPサポートサービス」への導線づくりにもつながっています。
山田さん
本当に社内メンバーの一人のような感覚です。
「こういう案件もやりたいんだけど」といった“もやっとした”抽象的な依頼 に対しても、意図を汲み取って、どう改善するかを一緒に考えてくれます。単なる業務委託というより、私たちの業務をどう良くするかまで考えてくれる存在です。
また、Salesforceの運用をお願いした際には、担当メンバーが自ら研修動画を見て学び、依頼内容を整理し、こちらに教えてくれるくらいまでキャッチアップしてくれました。「対応範囲外なのでできません」ではなく、コクー社内の経験者に確認しながら、自分でも学んで対応してくれる姿勢がありがたいです。
専門領域だけに閉じないところも魅力です。
非常に高いデザインスキルやITスキルを持つ方は世の中に多くいらっしゃいます。
ただ、企業の中にしっかり入り込んで、お客様のニーズを満たすために幅広く巻き取って前向きに支援してくれるところは多く存在しないと考えています。そこがコクーさんの良いところだと思います。
山田さん
課題解決法をうまく言語化できない“もやっとした依頼”を抱えている企業にこそ、コクーさんはおすすめです。
課題を一緒に理解し、意図を汲み取り、一緒に考えながら柔軟に伴走してくれます。
専門領域だけでなく、必要に応じて周囲の知見も活用しながら、どうすれば実行できるかまで考えてくれる心強いパートナーです。
※取材日:2026年6月